ラブミーチャン 雑感

ラブミーチャンが出走したフィリーズレビューは熱かったですね。
結果は１２着と負けてしまいましたが、久しぶりにレース前にワクワクした気がするな。
地方馬が中央エリート馬を倒すというありがちな図式ですが、それがいいんです。

数年前に地方馬コスモバルクがクラシック三冠に挑戦したときは、何か違うんだよなと思っていました。
コスモバルク関係者やファンには申し訳ありませんが、コスモバルクを例えると江戸時代の「旗本の次男坊」みたいな感じ。
町人と同じような暮らしをしているけど、実は家柄はいいんだよ的な雰囲気なんだよね。
その点、ラブミーチャンは一旦中央でデビューさせようとしたけど、能力が水準に達していないと判断されて、笠松競馬場にやってきたなんて、そういう設定いいですよね。
まあ、馬主は有名人だけど、そこは目をつむろう。

だからこそ、彼女にはぜひ、桜花賞に出走してもらいたかった。
実力の世界だから、いたしかたないのですが、出走していたら、地方競馬のみならず、競馬界全体が盛り上がったでしょうね。
今後の彼女の進路はどうなるのでしょうか。
地方ダートG1路線か、中央ダート路線、それとも中央芝再挑戦か。
とにかく、今は、初めての敗戦の傷が癒えるまでそっとしておいてあげよう。
次のレースまでのしばしの間、彼女に、静かな日常が戻るのを願います。

タグ：雑記 ラブミーチャン