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のだめカンタービレの音楽会 サマースペシャル [テレビ・映画]

アナログ放送終了に伴い、地上波放送も見られなくなったことだし、
この夏は、何か新たな試みをしてみよう企画の第3弾。
クラシックコンサート(のだめカンタービレの音楽会 サマースペシャル)に行ってきました。
場所は、愛知県芸術劇場。
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新たな試みと言いつつも、実はクラシックコンサートは3度目です。
最初は3年ほど前、のだめがドラマで放送していたころ、感化されて行きました。
初心者・ファミリー向けの、お値段もお安い(確か2000円ぐらい)ものです。
2度目は、1年ほど前に、チケットが只で貰えたので、行きました。
この時は、ほとんど知らん曲ばかりで、半分は寝ていました。

そして、今回は、初めて自分でそこそこのお金を払って、チケットを買いました。
そこそことは言っても、一番安いB席(5000円)です。
ボクには、クラシックコンサートに5000円は大金です。
なんせ、払ったことがあるコンサートは2000円ですからねえ。

のだめの劇場版を観て、チャイコフスキーの序曲「1812年」が好きになりました。
そして今回、その曲が聴けるとあって、5000円を払ってチケットを購入しました。
その他にも、「のだめ」と銘打ってあるだけあって、知った曲ばかりです。

♪チャイコフスキー:荘厳序曲「1812年」変ホ長調
♪チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
♪プロコフィエフ:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」より
 “モンタギュー家とキャピュレット家”
>♪ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」

指揮、お話しが、茂木大輔さん(ドラマ・アニメ「のだめ」のクラシック音楽監修した人)です。



会場に入ると、マングースがお出迎え。
のだめワールドですね。
楽しそうな雰囲気です。
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そして、音楽会の主催は、セシウムさんで話題騒然の「東海テレビ放送」。
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コンサートの感想ですが、先ほどの曲目を見てもらえばわかるとおり、有名な曲ばかりで、大変楽しめました。
のだめファンでなくても、知っている曲ばかりで楽しめたと思います。
夏休みということもあって、お子さんを連れての家族もいましたよ。

1曲目にボクが聴きたかった、序曲「1812年」でしたので、開演してすぐに演奏に引き込まれました。

2曲目のヴァイオリン協奏曲は、島田真千子さんのヴァイオリン演奏でした。
プログラムに載っていた写真を見ると、ものすごい美人です。
しかし、
ボクの席は、一番安いB席。
席から観た景色は、こんな感じです。
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演奏者が豆粒どころか、ステージの半分近くは死角になって、見えませんでした。
なので、島田真千子さんの姿もよく見えませんでした。
まあね、一番安い席だからね、仕方ないね。
せっかくの美人が見れず残念でした。
まっ、音楽を聴きにきたのであって、美人を見にきたわけではない。

えー、曲間のインタビューで島田さんは、「のだめは8巻まで読みました」と言ってました。
おいおい、ここは「全25巻読みました」だろう。(笑)
まあ、素直に8巻というところが、島田さんの人柄なのかな。
ちなみにボクは、18巻まで読みました。
おいおい、偉そうな辛口コメントするわりに、全巻読破じゃないのかよ。(笑)

もうひとつ残念だったことは、

東海テレビ放送のホームページには、
指揮・茂木大輔氏に「のだめカンタービレ」に登場するクラシック曲解説や興味深い「のだめ」エピソードも披露してもらいます。
と書いてありましたが。

興味深い「のだめ」エピソードの披露は、ほとんどありませんでした。
そういう部分を知りたかったんですけどねぇ。

指揮とお話の二役はなかなか忙しいですもんね。
のだめエピソードまで気がまわらなかったのかなあ。
曲の解説は、そこそこありました。
また、演奏と同時進行で、大スクリーンに解説が映し出され、わかりやすかったです。
特に、荘厳序曲「1812年」なんかは、最初フランス軍の侵攻にはじまり、ロシア軍の抵抗、そして勝利という物語がよくわかりました。

その他の感想、「展覧会の絵」の最初のトランペット演奏で、音が2か所揺れました。
クラシックに詳しくないので、これがアレンジなのか、それともアレなのか。
クラシックに詳しい人で、演奏を聴いた人の感想はどうなのかな。

前述した4曲が終わったあと、アンコール曲が2曲ありました。

♪エルガー:ニムロッド「エニグマ変奏曲」より
♪ベートーヴェン:「交響曲第7番」抜粋

最後にベト7で終わるなんざあ、憎い演出でした。
みんな最後は、手拍子で盛り上がっていました。
クラシック演奏中に手拍子って、そうないんじゃないかな。

ところで、東海テレビ放送のHPには、演奏曲目にベト7も掲載してあったのですが、
アンコール曲って、たとえ予定調和であっても、内緒にしておくべきじゃないのかな。

まあ、なんやかんやボクも言っていますが、結構楽しみましたよ。
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その証拠にほら、公式プログラム(500円)も買っちゃいました。
素直に、絶賛できない性格なんです。

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18:00開演、20:30ころ終了しました。
会場の外に出ると、名古屋のテレビ塔がライトアップされていました。
クラシックの余韻とともに、期せずして素敵な夜の彩となりました。



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yakko

こんばんは。お越し戴きアリガトウございます。♪
by yakko (2011-08-11 21:07) 

瀬木あおい

うちのピアノの先生は、クラシックは安い席で聴くのがオススメと言います。
私もクラシックは初心者なので、安い席で勉強中。

序曲1812年で始まってベト7で終わるなんて…
のだめファンにとっては最高ですよね。
素敵な一夜になりましたね~。

気が向いたらSuper Trio 3℃も聴いてみて下さい。
ピアノの清塚信也さんは、テレビドラマとアニメの
のだめで吹き替え演奏をされていた方なんですよ。

by 瀬木あおい (2011-08-12 20:32) 

yan

yakkoさん、ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
by yan (2011-08-12 22:15) 

yan

瀬木あおいさん、ありがとうございます。
Super Trio 3℃も聴いてみたいですね。
でも、知らない曲だとつらいかもです。
3度のクラシックでわかったことは、知らない曲だと2時間まぶたを開けていられないことです。
瀬木さんはクラシック初心者なのですか。
ブログで書かれている、ピアノやバレエなんかの曲は、てっきりクラシックかと。
ボクはそのへんの違いがよくわかりません。
by yan (2011-08-12 22:20) 

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