ウルトラマンが泣いている 【円谷英明】

ジブリが制作部門を解体するというニュースを読んで、昨年読んだ本を思い出しました。


「ウルトラマンが泣いている」
著者の円谷英明は、あのゴジラを制作した円谷英二の孫。

内容は、いかにして円谷プロは失敗して、創業者一族が追い出されたかというものです。

結論からいいますと、円谷プロはコストが高い制作部門を廃止し、玩具やグッズ販売をメインとしたことから、凋落が始まっています。

なので、今回のジブリの場合も、制作部門解体が事実であれば、円谷プロの二の舞にならないか心配です。

確かに、制作をやめれば、コストは安くすむでしょう。
過去のグッズやＤＶＤだけを売っていれば、最初のうちは儲かるでしょう。
でも、魂を創り続けなければ、人の心は魅了し続けることはできないですよ。

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ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)

• 作者: 円谷 英明
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2013/06/18
• メディア: 新書

タグ：本

コメント 2

何が大切か、ちゃんとわかっていないとダメですよね
by 唐津っ子 (2014-08-09 00:01) 

唐津っ子さん、ありがとうございます。
ジブリは初期の頃の作品のほうが好きです。
ラピュタ、カリオストロ、ナウシカっていいな。
by yan (2014-08-09 06:00)