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植野貴也騎手引退に寄せて [雑記]

最近、とんとブログを更新していないので、久しぶりに更新。
ちょっと前の話しで恐縮ですが、記事を書きます。
2022年12月31日付けで、植野貴也騎手が引退をしました。

ご本人には失礼な表現になりますが、植野貴也騎手って誰なのって人、多いんじゃないかなあ。
植野騎手は、障害レースで活躍した騎手で、2011年以降は平地のレースには騎乗していません。
ボクは障害レースをよく予想しているので、名前は知っていたのですが、しかし、実は顔までわかるのかと言われると自信がありません。

グリーンチャンネルで、引退セレモニーの様子が放映されていたので、そのとき植野騎手のお顔を拝見することができました。
引退セレモニーは、ラストランとなった12月25日の阪神競馬場で、障害レース終了後に催されました。
その引退セレモニーの様子を見て驚いたのは、大変多くの騎手がそのセレモニーに参加していたことです。

通常、レース間に行われるセレモニーは、なかなか時間的制約が多く、関係の深い騎手のみが参加するパターンが多いと思われます。
しかし、植野騎手のセレモニーには多くの騎手仲間が駆け付け、その日競馬場に居た騎手全員が参加したのではないかと思われるほどでした。
また、現在療養中の藤井騎手も車椅子で参加していました。
それは、今まで培った植野騎手の人望なのだろうと想像します。

ところで。
ボクが障害レースで予想するとき、初障害馬は買わないことが多いです。
初障害馬は、障害既走馬を比べて、馬券に絡むことが少ない印象だからです。
しかしながら、植野騎手の初障害馬は買ってもいいかなあと思うことがしばしばありました。
植野騎手の騎乗する初障害馬は、人気より走る印象です。
上手くエスコートするなあという感じです。

競走馬が障害に転向すると、障害レースに出走できるレベルになるまで、障害の練習をしていきます。
その馬に、障害のことを一から教え込むのは、障害騎手です。
そして、その教え込んだ騎手が、障害デビュー戦でも騎乗します。

だから、ボクが抱いた、植野騎手は初障害馬を上手くエスコートするなあという感想は、つまり、丁寧に丁寧に障害のことを教え込んだんだろうなあという感想にもなるわけです。

植野騎手は、人あたりも馬あたりも良かったんだろうなあ、と思います。
騎手を辞めたあとは、調教助手として馬に携わるそうです。
また、植野調教助手として関わった馬が、活躍することを期待します。

今まで、騎手としてお疲れさまでした。



タグ:雑記
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