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ジャパンカップダートの迷走 [雑記]

2000年11月25日に第1回ジャパンカップダートは東京競馬場で開催されました。
距離は2100m。
開催日はジャパンカップの前日の土曜日でした。
当初の概念は、土日の2日連続でジャパンカップの芝とダートを行おうというものだったと思います。
連続開催の方が、海外から芝馬とダート馬を一緒に日本に連れて来やすいし、それに騎乗する外国人騎手も2日の滞在で双方のレースに騎乗できます。
また、ダート2100mという距離は、春のダートG1フェブラリィSのダート1600mとの距離の棲み分けができていました。

ところが、2年前からジャパンカップダートの舞台は、阪神競馬場に移りました。
海外馬の受け入れの態勢が整う東京から、受け入れ態勢が未知数の阪神への変更はどうだったのでしょうか。
それだけではなく、開催日もジャパンカップの前日から翌週へと変更になり、芝とダート双方に出走予定の厩舎(同厩舎で2頭挑戦など)や双方に騎乗する騎手は滞在期間が延びました。
そして、距離が2100mから1800mへと変更となり、春のG1との距離の差別化が図れなくなりました。

その結果なのかどうかはわかりませんが、今年のジャパンカップダートは外国馬の参戦は1頭もありません。
ジャパンカップダートは何を目指しているのでしょうか。
当初の目的を果たせないのなら、G1を減らしてもいいんじゃないかなぁ~。



タグ:雑記
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やまちゃん

JCダートは色々ありますね・・・
JCと同日に行われた時もありました
売り上げ減が続く中どうにかしたいんでしょうけどJRAの改革は結局自分達の視点でしか見てない気がします
せっかく売り上げが前年を越えたJCもケチがついちゃいました
何気に国際競争で1番成功してるのはスプリンターズSなんじゃないかと思っちゃいます
by やまちゃん (2010-12-01 23:11) 

yan

やまちゃんさん、ありがとうございます。
本来は、アメリカのブリダーズカップのイメージだったのでしょうね。
JRAももっと高所から物を見て欲しいな。
by yan (2010-12-02 00:00) 

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