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笠松競馬 青色吐息の存続決定 [雑記]

笠松競馬存続問題は、賞金・手当の約15%削減、基金も取り崩す再建案で合意しました。
これにより、当面の存続が確実となりました。
青色吐息の存続です。

正直言って、再建の妙案ってあるのだろうか。
思いつく策と言えば、ナイター競馬の開催や新馬券の発売などであるが、これには設備投資が必要です。
赤字なのに、さらに設備投資ができるわけがない。

そもそも、どこまで存続させることに本気なのかが、見えてこない。
辛口です。
安藤勝己騎手が、JRA移籍が確実になったとき、笠松競馬では、二重免許容認運動をしていました。

二重免許とはなにかと言いますと、現在の日本のルールでは、騎手免許はひとつしか持てません。
ですので、安藤勝己騎手がJRAの騎手免許を得たということは、笠松競馬の騎手免許は返上するということになります。
そうなれば、安藤勝己騎手は笠松競馬では騎乗できなくなるので、客足が遠のくのを懸念した笠松競馬は、二重免許を容認するよう運動していたわけです。

それって、その後どうなったのだろうか。
他の地方競馬においても、人気騎手のJRA流出はとどまる気配がない。
ところが、その他の地方競馬でも、最近はそのような運動をしているとは聞いたことがない。
なぜ、運動を続けないのか。

他にも問題はあります。
地方競馬同士であっても、他地区所属に騎手には騎乗制限を設けているという現状です。
二重免許云々以前に、地方競馬同士でも、自由には乗れないのです。
なぜ、自分たち地方競馬だけでも、統一のルールにしないのか。

法律改正が必要だからなのか。
そんな大きな話は、上のほうの偉い人がやることだと思っているのでしょうか。
もし、上のほうの偉い人が、地方競馬の存続を望んでいないとしたら、地方競馬の人たちはどうするつもりなのでしょう。
まずは、自分たちで、お客が呼べるルールづくりをしないといけない。
全国どこの地方競馬も、存続がかかっているのです。
ルール改正するほどの本気度を見たい。



タグ:雑記
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ritton2

大分・中津競馬場も潰れてしまいましたし・・・地方競馬は南関東を除けばかなり経営が苦しいみたいですね・・・@@
by ritton2 (2010-12-02 19:02) 

yan

ritton2さん、ありがとうございます。
大分・中津競馬場は、ボクは一度も行くことなく、潰れてしまいました。
潰れる前に一度は行ってみたい競馬場がたくさんあります。
でも、その発想がマイナスですよね。
潰れることはないから、ゆっくり行こう、という心持で行きたいです。
そんな悠長なことを言っててはだめかな。
by yan (2010-12-02 22:16) 

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