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関ヶ原 島津退き口 【桐野作人】 [本]

先日、「島津奔る」を紹介しました。
【関連記事:「島津奔る」(池宮彰一郎) 2011.11.08】
今回も、関ヶ原島津関連の書籍の紹介です。
「島津奔る」を読みまして、関ヶ原の島津家の行動に、さらに興味を持ちました。
何か他に、関ヶ原での島津関係の本がないかなと探しました。

本屋の検索機で探してみましたが、在庫切ればかりです。
そこで、書名をメモってネットで探すことにしました。
で、Amazonで探して、買った本がこれです。
島津01.jpg
「関ヶ原 島津退き口」です。

これは、小説ではなく、過去資料の解説本みたいな感じです。

読後の感想です。

「島津奔る」の副読本のような感じでした。
関ヶ原における島津家の資料を、やさしく解説してありました。
このような資料を基に、「島津奔る」は書かれたんだな。
と得心しました。
ある意味、小説家って凄いなとも思いました。
素材の調理法によって、面白くもなり、つまらなくもなるんですものね。

それはともかく「関ヶ原 島津退き口」本書の評価です。
「島津奔る」などを事前に読むなどして、ある程度大筋がわかっている人、
もしくは、島津フリークな人には、楽しめると思います。
なにも予備知識が無い人には、ちょっとつらいかな。
小説じゃなく、資料解説ですからね。

ボクは楽しめましたよ。
「関ヶ原の戦い」好きですからね~。
また関ヶ原の戦いの陣跡に行ってみたくなったな。

関ヶ原島津退き口―敵中突破三〇〇里 (学研新書)

関ヶ原島津退き口―敵中突破三〇〇里 (学研新書)

  • 作者: 桐野 作人
  • 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 新書





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コメント 6

ようこせんせい

自分が読む本は偏っています。

本屋さんでたとえこの本と出会っても
買わないでしょう・・・きっと
このように紹介してもらうと、読んでみようかしら?
って気になります。(^o^)
by ようこせんせい (2011-11-22 21:30) 

yan

ようこせんせい、ありがとうございます。

>このように紹介してもらうと、読んでみようかしら?

しかしながらこの本は、「関ヶ原の戦い」に興味が無いとつらいですよ。
by yan (2011-11-22 21:43) 

半世紀少年

んー、これは読んでみたい!
情報ありがとうございます。
by 半世紀少年 (2011-11-22 22:01) 

yan

半世紀少年さん、ありがとうございます。
「島津奔る」を読んだことがある半世紀少年さんなら、この本も取っつきやすいと思います。
ただ、小説ではないので「島津奔る」みたいな躍動感はないですよ。
by yan (2011-11-22 22:36) 

ねじまき鳥

正に死中に活を求めた戦いですね。
by ねじまき鳥 (2011-11-23 21:00) 

yan

ねじまき鳥さん、ありがとうございます。
そうですよね。
ステガマリ戦法など、大将を逃がすために、必死の攻防戦でした。
by yan (2011-11-23 21:49) 

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