太陽の塔 【森見登美彦】 [本]
先日紹介した「四畳半神話大系」が面白かったので、
同じ作家の別の本を買ってみました。
【関連記事:四畳半神話大系 森見登美彦 2014.05.28】
「太陽の塔」です。
森見登美彦氏のデビュー作です。
語り口は「四畳半神話大系」と同じようで、ボクの好きな書き様です。
主人公も彼女がいない大学生で、この点も「四畳半神話大系」と同じです。
出だしはこんな感じです。
何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。
話しの内容は、主人公の妄想ワールドです。
男のボクとしては、大学生のころは、こんなくだらんこと考えていたなと、自分の恥ずかしい過去が思い出されます。
女性が読んだら、「男ってばかね」って思う内容です。
本作は「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作なんですが、ファンタジーなんてかわいいもんじゃないです。
男の欲望、丸出しワールドです。
途中までは、おもしろく読めたのですが、途中から元カノの夢の中に入り込んだりする描写あたりから、話がよくわからなくなりました。
最後まで読みましたが、伏線が回収できてない感じです。
先日読んだ「四畳半神話大系」は、伏線がきれいに回収できていたのにな。
ちと残念です。
男子学生の妄想話なので、伏線を回収する予定が、そもそも作者に無かったのかな。
この作品が洗練されて、その後の「四畳半神話大系」が生み出されたとも言えますね。
↑ランキングアップにご協力お願いします~。
同じ作家の別の本を買ってみました。
【関連記事:四畳半神話大系 森見登美彦 2014.05.28】
「太陽の塔」です。
森見登美彦氏のデビュー作です。
語り口は「四畳半神話大系」と同じようで、ボクの好きな書き様です。
主人公も彼女がいない大学生で、この点も「四畳半神話大系」と同じです。
出だしはこんな感じです。
何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。
なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。
話しの内容は、主人公の妄想ワールドです。
男のボクとしては、大学生のころは、こんなくだらんこと考えていたなと、自分の恥ずかしい過去が思い出されます。
女性が読んだら、「男ってばかね」って思う内容です。
本作は「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作なんですが、ファンタジーなんてかわいいもんじゃないです。
男の欲望、丸出しワールドです。
途中までは、おもしろく読めたのですが、途中から元カノの夢の中に入り込んだりする描写あたりから、話がよくわからなくなりました。
最後まで読みましたが、伏線が回収できてない感じです。
先日読んだ「四畳半神話大系」は、伏線がきれいに回収できていたのにな。
ちと残念です。
男子学生の妄想話なので、伏線を回収する予定が、そもそも作者に無かったのかな。
この作品が洗練されて、その後の「四畳半神話大系」が生み出されたとも言えますね。
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もう何年、まともな本、読んでないか判りません…(汗)
読むのは週刊誌か競馬新聞くらいかなぁ(笑)
by 唐津っ子 (2014-06-10 23:03)
唐津っ子さん、ありがとうございます。
競馬新聞の字も小さいので、辛くなってきています。(涙)
馬券を外す言い訳にこと欠きません。
by yan (2014-06-14 23:13)
最近、森見さんは読んでませんが
コレは数年前に読みました。
別に太陽の塔でなくてもいいだろ?
って言うのが私の思いなんですけど。
森見さんの本は少しづつつながっている作品が多く
この人、ここに出てたなぁ?とか
こんな過去があったのかぁとか
そういう楽しみ方もできますよねぇ。
久しぶりに読んでみようかな。
ただ、この方の作品は読み終えた後に
スッキリしないのがポイントな気がします。
by 瀬木あおい (2014-06-28 14:14)
瀬木あおいさん、ありがとうございます。
森見さんの本は、まだ2冊しか読んでいないので、何とも言えません。
「四畳半神話大系」は、うまく伏線を回収出来ていた気がしますが、「太陽の塔」はスッキリしませんねぇ。
by yan (2014-06-28 19:48)