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ボクの史上最強馬はアーモンドアイとなった 2 [雑記]

前回、ボクの今までの史上最強馬はシンボリルドルフだったことを書きました。

ところがアーモンドアイが、昨年(2020年)の天皇賞(秋)を勝ちました。

マスコミはこぞって、アーモンドアイのGⅠが8勝となったため、シンボリルドルフらの7勝を超え新記録達成、最強馬誕生と書き立てました。

ちょっと、まったあ~。

この時点でのアーモンドアイは確かにGⅠ8勝ですが、その内訳はJRAのGⅠ7勝と海外GⅠ1勝の合わせて8勝なんです。

なので、JRAの勝利数で言えば、新記録ではなくタイ記録なんです。
「海外GⅠを足したっていいじゃないか」という意見があることは知っています。
でも、それじゃあ、GⅠと名の付くものは全て足すのか、という意見も出ますよね。
地方競馬のGⅠは足すのか。
ちなみに地方競馬も足すとコパノリッキーが、JRA2勝+地方競馬7勝の合計GⅠ9勝となり、アーモンドアイの上を行きます。
海外競馬でもパート1国だけ足すのかパート2国も足すのか、などいろいろ線引きが難しい。

そもそも、ボクは、主催者が違うものを通算で考えるのは好きじゃないんですよね。
例えばプロ野球。
よく日米通算などの記録をみますが、無理があるだろう、と思ってしまう。
なぜアメリカだけ通算するのか。
じゃあ、韓国や台湾の記録も通算するのか。
国内でも、独立リーグのものも通算するのかなど、線引き難しいですよね。
数年前、ジャイアンツを自由契約になった村田修一選手は、そこまでで1865安打でした。
その後、独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団し、72安打積み重ねました。
これ、あと63本打っていたら、通算2000本安打として、記録が認められたのかどうか非常に興味深かったのですが、どうなんだろ。

話しがそれてしまいましたが、秋の天皇賞を勝った時点でのアーモンドアイは、ボクにとっては、シンボリルドルフを超えていないという気持ちでした。

ちなみに、この時点でのアーモンドアイのJRA7勝のうち、牝馬限定GⅠが4勝あります。
同じ7勝でも価値が低いのではないかという意見もありますが、これについては、今の時代、もう牝馬だからと言って、あまり格下に見るのも変だよなというのが、ボクの気持ちです。
個人的には2008年天皇賞(秋)で、ウォッカとダイワスカーレットの牝馬2頭が対決して、1、2着になったのを見てから、牝馬強えよ、どこが格下やねんってなりました。

なお、2012年のジャパンカップでは三冠馬オルフェーヴル(2011年達成)と牝馬三冠馬(桜花賞・オークス・秋華賞)ジェンティルドンナ(2012年達成)の対決があり、牝馬のジェンティルドンナは最後の直線でオルフェーヴルに体をぶち当てて弾き出して、勝利しています。
まさに、牝馬が格下なんていつの時代の話しだよって感じです。

ここで、ボクがよりどころとしている、シンボリルドルフ最強説のよりどころのおさらいです。

その1 JRAG1が7勝で、最多勝であること

アーモンドアイも天皇賞(秋)を勝利し、7勝となりました。

その2 三冠馬(皐月賞・ダービー・菊花賞)であること

アーモンドアイは牝馬三冠馬(桜花賞・オークス・秋華賞)で、異論はあろうが、遜色なしとしましょう。

その3 さらに無敗の三冠馬であること

残念ながら、アーモンドアイは無敗ではありません。

その4 三冠馬対決で先着していること

もちろん、三冠馬対決も秋の天皇賞時点では、ありません。

というわけで、秋の天皇賞に勝利した時点でのアーモンドアイは、ボクとしての史上最強馬にはなり得なかったわけです。

話しが長くなりましたので、今回はここまで。

次回で最終回 アーモンドアイがジャパンカップで三冠馬3頭対決に勝利し、いよいよ史上最強馬となる。



タグ:雑記
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