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ファルブラヴは芝の重馬場得意 [考察]

久しぶりに、考察です。
柿の種にうつつを抜かしていたわけじゃありません。(笑)

先日、オーシャンSではファルブラヴ産駒のワンカラットが快勝。
9番人気でした。
キーワードは重馬場です。

このブログで、ファルブラヴは2回考察をしました。
【関連記事:ファルブラヴ 傾向と対策 2010.08.30】
【関連記事:ファルブラヴ 傾向と対策 補習 2010.09.02】
このときは、馬場については特に触れませんでした。

実は、ファルブラヴ産駒は芝重馬場が得意なんです。
勝ったオーシャンSは重馬場でした。
でもちょっと待てよ。
「種牡馬辞典には、重馬場得意とは書いてないじゃないか。」
と思われる人がいるかもしれません。

確かにそうなんです。
勝率を計算すると、次のとおりです。

芝・良         10.0%
芝・稍重 重 不良 11.7%

弱冠、馬場が渋ったほうがいい程度の成績。

ところが、これをもう少し、細かく分けると次のとおりです。

芝・良   10.0%  出走数836 勝数84
芝・稍重  8.8%  出走数113 勝数10
芝・重   20.4%  出走数 49 勝数10
芝・不良  5.9%  出走数 17 勝数 1

芝・重が突出しています。
ファルブラヴ産駒は、「芝重」は買いです。
この作戦、芝の状態をレース直前まで見ていなきゃいけない、不便さはありますがね。

蛇足ですが、
ファルブラヴ産駒は、今回のオーシャンSを含め、重賞を8勝しています。
この8勝とも全て牝馬です。

今日の結論:芝の重(稍・不良は含めず)は絶対買い。



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フジキセキ日和 [考察]

11月26日と27日、二日続けて穴馬予想が的中。

11月26日(土)
小倉 8R  9番 ジュヴェビアン (フジキセキ)
9番人気→2着 複勝520円
【関連記事:穴馬で勝負 2011.11.26】

11月27日(日)
東京 3R  4番 マウントビスティー (フジキセキ)
14番人気→1着 単勝15,820円 複勝3,660円
【関連記事:穴馬で勝負 2011.11.27】

この2頭の共通項は、父フジキセキということです。
予想記事には、選択した理由を書きませんでした。
珍しく的中しましたので、フジキセキ産駒を選択した理由を書いちゃいましょう~。

まず1頭目のジュヴェビアンを選択した理由。
この馬、今までの成績が1-0-3-17です。
3着以内の4回全てが芝1800mという距離実績です。
そして今回のレースは芝1800m。

いつも使用している「田淵到・加藤栄の種牡馬事典」には、次のように書いてあります。
「芝1400は強いのに芝1600不振(中略)という馬もよくいるので、微妙な成績の違いを見つけたい。」

ジュヴェビアンは芝1800でしか良積がないので、穴馬として狙い目でした。


2頭目マウントビスティーです。

この馬これまでの3戦は全てダート。
今回初めての芝のレースでした。
フジキセキ産駒で初芝、それだけで穴の匂いプンプンですね。
前走は15頭立て11番ゲートで、そして出遅れて、4.1秒差12着。
今回、芝替わり、18頭立て4番ゲートと内目の枠をひいて変わり身期待でした。
レースは出足良く内枠を活かして先頭に立つと、終始インコースの最短距離を走り、最後の直線も突き放す快勝でした。

さきほど紹介した「田淵到・加藤栄の種牡馬事典」によると、
「内枠の得意な先行馬が多いので、枠順には注意を払おう」

まさにそのとおりの結果でした。

血統から穴馬を探すには、種牡馬事典の活用をお勧めします。

いつもは宣伝しないんだけど、今回は回収率がプラスになったので、紹介しました。

マイナスだと説得力ないですもんね。(笑)

田端到・加藤栄の種牡馬事典

田端到・加藤栄の種牡馬事典

  • 作者: 田端 到
  • 出版社/メーカー: 東邦出版
  • 発売日: 2011/03/28
  • メディア: 大型本





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ミッションアプルーヴド(父ウィズアプルーヴァル) JC外国馬 2011年 [考察]

With Approval(ウイズアプルーヴァル)は、日本では馴染みがないですね。
フォルティノ、カロと続く系統ですが、あまり日本では活躍馬がいないですね。
同系で、日本で活躍した種牡馬はコジーンぐらいでしょうか。
あまりパッとしませんね。
ウィズアプルーヴァル産駒が何頭か日本で走っています。
それを調べてみて、ちょっと驚きです。
芝 144戦16勝 勝率11%
芝重賞 31戦3勝 勝率10%
芝勝率10%超は立派です。
日本での産駒は早熟マイラーのイメージですが、日本の芝適性があるのは確かです。
今回凱旋門賞馬の参戦などに耳目が集まっていますが、意外にこの馬の激走があるかもしれません。
外国馬の最先着馬は、この馬でしょうか。

結論:人気薄なら押さえで買い



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サラリンクス(父モンジュー) JC外国馬 2011年 [考察]

前走、カナディアンインターナショナル(G1)を勝利。
このレース、どれだけのレベルなのか、よくわからんところが悩ましい。
血統は、父Montjeu(モンジュー)
モンジューは日本でもお馴染みですよね。
種牡馬で有名というよりは、凱旋門賞馬として、日本では有名です。
1999年エルコンドルパサーが惜しくも2着に敗れた凱旋門賞。
その時の優勝馬がモンジューでした。
モンジューの種牡馬成績は、日本ではいま一つ。
基本的にはサドラーズウェルズ系ですので、日本においては芝の道悪馬場で一発の印象。
このサラリンクスの成績を調べてみたのですが、11戦中7戦が道悪(稍・重・不良)です。
ひょっとして雨女ならぬ雨牝馬じゃないかな。
とすると、JC当日は雨かもしれません。
もうひとつ、血統と関係ない切り口。
前述のエルコンドルパサーですが、現在JCのコマーシャルに出ていますね。
キャッチコピーは「僕らは、ひとりでは強くなれない」
これは、エルコンドルパサーのライバルだった仔が勝つって暗示ですよ。(笑)

結論:重・不良馬場なら買い、それ以外は消し



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シャレータ(父シンダー) JC外国馬 2011年 [考察]

凱旋門賞2着馬。
それも3歳牝馬。
今年は凱旋門賞1・2着馬が揃い踏みです。
今年のJCの外国馬は凄い馬が、やって来ますね。
父Sinndar(シンダー)は日本では馴染みがありません。
シンダー産駒は日本でも走っていますが、頭数が少なくて参考にしづらいです。
祖父グランドロッジ曾祖父チーフズクラウンは日本でも結構産駒が走りました。
しかし、どちらも日本での成績はイマイチなんですよね。
普通に考えれば消しなんですけどねえ。
過去、凱旋門賞優勝馬が何頭かJCに参戦したことがありますが、優勝はしていません。
ここはひとつ「凱旋門賞なんぼのもんじゃい」と息巻いて、消しちゃいましょうか。

結論:日本芝不向きで、消し


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デインドリーム(父ロミタス) JC外国馬 2011年 [考察]

凱旋門賞を5馬身差の快勝。
3歳牝馬というから、驚きですね。
Lomitas(ロミタス)はあまり日本では馴染みがありません。
系統はニジンスキー系の種牡馬です。
ニジンスキー系と言えば、底力が売りで、大舞台にも強い種牡馬です。
しかしなあ~。
ニジンスキー系は、日本でも一時代を築いた系統ではありますが、時代遅れの感じです。
30年ほど前にはニジンスキー直仔マルゼンスキーが日本で活躍したんですがねえ。
しかし現在の日本の芝にニジンスキー系があうかは疑問符。
ニジンスキー晩年の大物ラムタラを高額で輸入しましたが、産駒は活躍しませんでした。
ニジンスキー系種牡馬ではカーリアン産駒が、日本では一番活躍しました。
しかし、
そのカーリアン産駒にしても、種牡馬で活躍しているのは、フサイチコンコルドぐらいです。
種牡馬で活躍しているとはいっても、ボチボチです。
デインドリームの底力、今でもニジンスキー系の大物が出てくる欧州競馬の懐の深さは認めますが、JCには不向きと評価します。

結論:人気になるだろうから、思い切って消し



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マイルCSの外国馬ってどうなの 2011年 [考察]

今年は外国馬が2頭出走。

この2頭を検討したいと思います。

馬場状態も微妙です。

イモータルヴァース (ピヴタオル Pivotal)

父Pivotalは日本では馴染みがありません。
ヌレイエフ系の種牡馬です。
日本での産駒成績は32戦1勝、勝ち上がった馬は1頭のみ。
日本の競馬適正はあまり無さそう。
ヌレイエフまで遡って日本での成績をみますと、代表産駒はブラックホークです。
ブラックホークはマイルCSに2度出場していますが、成績は次のとおり。
1999年 2番人気→3着
2000年 2番人気→8着
これらを見る限り、馬券は購入は見送りです。

サプレザ (サーム Sahm)

3年連続のマイルCSの参戦です。
過去2年の成績は次のとおり。
2009年 2番人気→3着
2010年 2番人気→4着
堅実と言えば堅実ですが、もうひとつ決定打がない感じです。
父Sahmはミスプロ系種牡馬です。
ミスプロ系は、日本でも大活躍です。
ミスプロ系の特徴は、芝もダートも重馬場が得意ということ。
マイルCS当日、馬場が渋ろうもんなら、過去2年よりも着順をあげてくるでしょう。
結論、雨が降って、馬場が悪くなれば買い。



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エリ女の外国馬ってどうなのよ 2011年 [考察]

今年と昨年の英オークス勝馬が参戦。
さてさて、どうなることやら。
外国馬を検討してみました。

スノーフェアリー (インティカーブ)

昨年の英・愛オークスとエリ女を勝った凄い馬。
しかし、種牡馬インティカーブなんて、聞いたことがありません。
インティカーブの父はレッドランサム。
インティカーブは傾向不明なので、レッドランサムで代用して考えてみます。
レッドランサム産駒ですと、日本でもいました。
代表産駒はロックドゥカンブ。
ラジオNIKKEI賞、セントライト記念と連勝して、1番人気で臨んだ菊花賞は3着と敗れた。
レッドランサムは日本では、芝2200を超えるレースでは、21戦して0勝です。
そして、非根幹距離が得意なタイプです。
今年はスノーフェアリーは勝星に恵まれていません。
今年使ったレースは2000と2400という根幹距離ばかり。
エリザベス女王杯は芝2200非根幹距離です。
スノーフェアリーの本領発揮かもしれません。

ダンシングレイン (デインヒルダンサー)

今年の英・独オークス勝馬です。
実績は、昨年来日時のスノーフェアリーと遜色ありません。
2年続けての英オークス勝馬の参戦です。
父デインヒルダンサーは、あまり馴染みがありませんね。
デインヒル系種牡馬です。
デインヒルと言えば、日本での代表産駒はファインモーション。
秋華賞とエリザベス女王杯に勝ちました。
しかし、あとは、あまりG1級はいません。
重賞クラスが数頭いましたが、G1となるとファインモーションしか思いあたりません。
デインヒルの子どもは、外国では活躍していて、何頭も種牡馬になっています。
でも、その産駒も日本では、あまり活躍してないですね。
デインヒル系は、日本ではそこそこ活躍しますが、G1にはもう一つ足りないです。
今回は見送りです。



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2011 スプリンターズSの外国馬はどうなの [考察]

スプリンターズSに出走する外国馬を、血統的にはどうなのよ。

ロケットマン(ヴァイカウント)

まずは、ロケットマン。
堂々の1番人気です。
父は遡ると、レインボウクエストです。
ブラグル系種牡馬です。
日本の芝でどうだろうか。
レインボウクエストと言えば日本ではサクラローレルしか思い浮かびません。
そして、サクラローレルも種牡馬としては、あんまりでした。
そもそもブラグル系は、スイッチが入ると激走、入らないと凡走っていう印象なんですよね。
1番人気で買うのはちょっとねえ。
ロケットマンの実績は認めますが、ここは見送って妙味でしょう。

グリーンバーディー(キャットバード)

昨年のスプリンターズSのときも、考察しました。
それを引用します。

「キャットバードの父はデインヒル。
デインヒルと言えば、日本でも産駒が活躍しましたね。
日本での代表産駒はファインモーション。
秋華賞とエリザベス女王杯に勝ちました。
あとは。。。
重賞クラスが数頭いましたが、G1となるとファインモーションしか思いあたりません。
(中略)
本命にするのは、ちょっと控えたいです。」

昨年は、この馬、1番人気でした。
今年は、人気がありません。
人気がないなら、押さえてもいいかもねえ。

ラッキーナイン(ドバウイ)

ミスプロ系種牡馬です。
ミスプロ系と聞くと安心しますね。
しかし、スプリンターズSでは、ミスプロ系がぱっとしないんですよね。
最近5年間では2006年にテイクオーバーターゲットが勝ったのみで、
連対馬がいません。
日本の芝の相性がいいが、同レースの相性に疑問という感じです。



結論としては、ロケットマンは1番人気では買う気がしない。
人気薄のグリーンバーディに食指が動く。
という感じですね。



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ハーツクライも1番人気を狙え [考察]

先日、新種牡馬のディープインパクトを検証しました。
今回は、新種牡馬のハーツクライの検証です。
今日現在のデータで出た結論。
「1番人気を狙え。」

もう、単純です。

1番人気 出走17 勝数7 勝率41% (45%)
2番人気 出走20 勝数 4 勝率20% (12%)
3番人気 出走 9 勝数 1 勝率11% ( 9%)

ちなみに()の数字はディープインパクトの数字です。
非常に似ています。
1番人気の勝率41%はディープインパクトにわずか及びませんが高率です。

特に新馬戦の1番人気に限ると
出走8 勝数4 勝率50% (53%)

まずは、「新馬戦の1番人気は買い」ということがわかります。

そして、ディープインパクトのときに指摘した、
500万条件以上のレースで、1番人気に支持されなかった馬は勝てない
という弱点ですが

ハーツクライ産駒は15戦して2勝

弱点というほどではありませんでした。

今日の結論:「ハーツクライ産駒は、とりあえず1番人気は狙え。」



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